たくさんの短い糸を繋げてわざと糸端を外に出した作りのセーター。母がテレビが何かで見かけた方法で、かわいかったので作ってもらいました。
糸はクイーンアニー。緑系3色、赤系2色、青系1色の計6色の糸を買ってきて適当な長さにカット。それを私が好きな順に繋げたものを、母が編みました。
1本の糸の長さを長くすると、ピッチが長めに、短くするとちょこちょこ出てくるかんじになるので、地色にしたい糸を長めに切って、その間に短めの差し色を入れたりすると、また全然違った雰囲気になります。私にもっとセンスがあれば、もっと段染めの素敵な糸みたいにできるのですが、なかなか難しいところです。本来は余り糸を使ってやるようです。
メリヤス編みのごくシンプルなセーターですが、きれいに端を出すために、繋ぎ目にくる度に結び直したりしたそうで、なかなか手間がかかっています。裾はわざと編みっぱなしにして、くるっとなるようにしてあります。
緑系の中で一番濃いビリジャンの糸は残念ながら廃盤になってしまい、もう同じ色では作れなくなりました。私は青緑系が大好きで、この色もお気に入りだったので非常に残念です。
同じ方法で作った帽子とベストと言うか今風に言うとジレみたいな物も存在します。
これは6色も使っているのでカラフルめですが、同系色や2、3色にすればそんなに人目を引くかんじにはならないと思います(そんなハデなのは私には無理!とよく周りに言われるのです)。