母です。今回は編んでいる途中の写真を多めに撮りました。
前回は左側の写真まで編めていました。今回は身頃と襟まで編めました。
とても簡単なメリヤス編みのセ-タ-です。輪にして編みます。袖も直接編み出すので、とじ、はぎは
肩と袖下のまちだけです。前にも簡単な編み方を載せましたが、もう少しちゃんと書いてみます。
セ-タ-を編む前は必ずゲ-ジを取って計算します。
今回私のセ-タ-はゲ-ジが14×22.5で10号で編みました。
作り目は9号で(14×5)×2=140目
1.ゴム編みを6cmくらい編みます。これは1目ゴム編みですが、2目ゴム編みでもよいです。
私は伸縮性のある作り目から始めました。こちらで作り目の動画が見られます。あむゆ-ず動画
伸縮性のある作り目 どちらも平編みの作り目なので、作り目が終わったら輪にします。
A 指にかける作り目の場合 編み始める時に、1番最後の目と最初の目を入れ替えると脇が
綺麗です。
B 伸縮性のある作り目の場合 今回は輪編みなので、作り目が終わって編み始めの1段目は
動画の通り、2段目は表目を滑り目で裏目を編みます。
2.ゴム編みが終わったら40cmになるまでひたすら編みます。
3.ここから、前身頃と後身頃に分けて編んでいきます。必ず段数リングで下から40cmのところに
印をつけます。糸はそのまま切らずに編みます。最初の5目(4cmなので、ゲ-ジ×0.4)を伏せ止め
して後身頃分65目編みます。後身頃分は針にかけたまま、編み地をひっくり返して、5目伏せ止めして
編み進めます。
20cm編んだら糸をきります。この段数をメモしておいてください。
4.次は前身頃です。前身頃の始まりに新しい糸をつけます。3.と同じようにして12cm編みます。
こちらも12cmで編んだ段数をメモしておきます。
ここから、襟ぐりを編みます。私は編み始める前に印をつけます。
5つ印がついています。真ん中に1つ、その両脇7目のところに2つ。肩の分両端から18目ずつ。
この数字も自分の編む糸のゲ-ジで計算してください。
糸はそのままで、2つ目の印の2目手前まで編んで、印の前2目を左目が上になるように2目1度を
します。2つ目の印ははずします。
2目1度した次の目のところに新しい糸をつけます。 編まないで2つ目の印まで伏せ止めをします。
私は最後の印までの目数が6目になるまで伏せ止めをしてしまいます。
編み地をひっくり返して右肩、左肩と編みます。この時それぞれの糸で編みます。表側の時だけ
右肩(編み終わり)、左肩(編み始め)で2目1度をします。右は左上2目1度、左は右上2目1度。
肩の分18目になるまで減らしたら後身頃の段数と同じになるまで編みます。糸は切りません。
5.肩をはぎます。2枚同時の伏せ止めです。中表に合わせます。そうすると裏編みなので、向こうの目とこち
らの目に向こう側から針を入れて2目一緒に裏編みをします。2目目からは前の目をかぶせて伏せ止めを
します。メリヤスはぎでも構いませんが、こちらの方が着た時に伸びません。
6.襟を編みます。 襟は8号針で編みます。
両肩をはぐと後身頃の残りの目が針に残っています。これはそのまま襟にします。
襟は頭が通るくらいの大きさです。少しゆとりを入れて56~58cmくらいでしょうか。これはお好みで
加減してください。今回は58cm82目にしました。後身頃分34目を引いて後48目を拾います。
出来るだけ均等に拾います。私は拾う部分を6つに分けてそれぞれ8目ずつ拾います。
7.襟を1目ゴム編み止めで止めます。これもあむゆ-ず動画にあります。
まず1目目(表目)に裏から、2目目(裏目)に前から針を入れてはずします。
はずした2目の1目目に今度は前から針を入れて3目目(表目)に裏から入れます。
つぎは2目目に裏からと4目目に前から針を入れます。
袖は次回にします。